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2021.11.3

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戸建の自主管理を検討中? メリットとデメリットを知ろう

不動産管理は費用や運用など様々なことを行う必要があるため、管理の仕方がわからないという人も多いです。自主管理を希望する場合には、自主管理が、どのようなものかを把握することが重要です。ここでは戸建の自主管理のメリットとデメリットを解説します。

戸建の自主管理とは?

戸建の自主管理とは、オーナーが自ら物件を管理することを指します。一般的に不動産会社に物件の管理や仲介を依頼する人が多いですが、それは物件管理の仕方などがわからず専門家に任せようと考える人が多いためです。また物件の借り手をうまく見つけられる自信がない人も、最初から不動産会社に委託するケースが多くなります。自分で物件を管理するということは、賃貸経営に関する業務をすべて自分が請け負うことです。そう聞くと大変そうで自主管理に踏み出せないと感じる人もいますが、自主管理は知識があれば不可能ではありません。

戸建ての自主管理では、入居者と直接やり取りをするのが特徴です。入居している物件に問題や不具合が生じた時には、入居者から連絡が入るので対応します。また、賃料がきちんと支払われているかの入金確認も業務の一つです。管理する物件がアパートやマンションの場合には、管理する範囲が広く、入居者も多いため対応に追われることが考えられます。しかし戸建て物件の場合には管理の対象が1つであるため、余裕を持った十分な対応が可能です。入居の段階で入居者にふさわしい人物かどうかを判断しておけば、入居後にクレームが多くて困ると言ったようなトラブルを回避することもできます。

もともと賃貸物件への客付けは、宅地建物取引業法に基づき宅地建物取引士がいる不動産会社のみに許可されています。しかし物件のオーナーは自分自身で直接客付けすることが可能です。物件のオーナーは、特権的に宅地建物取引士がいなくても客付けができるので覚えておきましょう。

戸建の自主管理のメリット・デメリット

戸建の自主管理を実行する際には、事前にメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。どのようなことが起こりうるのか、きちんと事前に把握し対処方法などを考えておきましょう。

戸建の自主管理における、一番のメリットは経費削減です。不動産や管理会社に管理や仲介を委託すると、当然その分の費用がかかります。自主管理であれば、それらの費用を丸ごとカットできるのです。基本的に戸建物件の場合には、設備の不備などで連絡が入るのは入居後1年の間のみになります。入居後実際に生活してみて、住みにくい部分があった場合に修理や補修などのリクエストがきますが、その後は突発的なトラブル以外は連絡がほとんどなくなるのが戸建ての特徴です。頻繁に管理のための連絡や業務を行う必要がないのもメリットになります。

次に入居者と直接連絡が取れることで、台風や災害時などの被害を最小におさえることが可能です。たとえば大型の台風が予想される時には、あらかじめ対策を行うように注意喚起できますし、台風後に被害の確認もスピーディーに行えます。万が一物件に被害が出た時には、すぐに修理などの対応ができるので便利です。被害状況がわからないままだと、物件のメンテナンスが不十分になりかねません。入居者と密に連絡を取れることは利点と言えます。次に自分の土地や物件であれば、自分で借り手を探すことができる点もメリットです。入居者に物件を貸すかどうかを自分で直接ジャッジできるので、信頼できそうな人物かどうかなどを確認できます。

自主管理は入居者と直接連絡を取り合うことが必要です。場合によっては、入居者から頻繁に電話がかかってきたり、深夜に電話がかかってきて困ったというケースもあります。これらの問題を解決するためには、入居の時点で電話に出られる時間を、あらかじめ決めておくのがおすすめです。不動産会社なども24時間電話対応しているわけではないので、一般的な会社の営業時間を参考に電話受付時間を決めておきましょう。管理する物件が遠方の場合には、足を運ぶことが大変になるため労力がかかりすぎることがあります。クレームなどが発生した場合には、対応のために物件のもとへ出かける必要が出ることも考えられますので、その点もよく考慮しましょう。

サポート会社を利用してみよう!

戸建の自主管理にはメリットもデメリットもありますが、一番のデメリットは管理の負担になります。負担が心配で自主管理を躊躇している人も多いです。その場合には自主管理を手伝ってくれるサポート会社を活用するのも一つの方法になります。自主管理をすべて自分で行うのではなく、その業務の一部を業者に委託することが可能です。サポート会社に委託できる内容は様々ですが、会計業務や設備の点検、24時間対応の緊急サポートサービスなどがあります。管理を不動産に全部任せてしまうよりも、サポート会社を活用しつつ自主管理を行う方が、コストカットなどのメリットが大きくおすすめです。

戸建の自主管理にチャレンジしよう!

戸建の自主管理は難しいというイメージがあるため、なかなか着手できない人も多いです。しかし不動産会社に支払う委託料や管理費などが不要など、自主管理におけるメリットも数多くあります。自主管理の負担を軽減するためにも、各種サポート会社の利用が有効です。

                         以上

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